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新入社員の接し方とマネジメント方法とは

新入社員の接し方とマネジメント方法とは

この記事は2分ほどで読めます (約920文字)

社会に出たばかりの新入社員、経験も知識も不足している彼らにとって、先輩社員のアドバイスや指導は社会のすべてにもなりえます。
また、働き方の多様性が顕著になった現在、新入社員といえど「自分に合わないな」と感じれば、すぐに離職・転職をしてしまいます。

フレッシュな人材を会社の宝として育て、将来のエースプレイヤーとして成長させられるかどうかは、会社の未来を決めるといっても過言ではありません。

新入社員の接し方のポイント

新入社員を正しい方向に導き、成長させるために必要なポイントをまとめました。

  • 機械的にならない
  • やってみせる
  • 愛をもって接する
  • 褒める

それぞれの内容について解説します。

機械的にならない

新入社員は、初めての社会生活に不安で一杯です。社会生活に慣れたあなたにとっては簡単なことであっても、新入社員にとっては手続きやルールひとつとってもわからないことだらけ。質問していいタイミングからわからない状態です。だからこそ「ちょっとこれやっといて」で済ませてしまうのはNGです。

あなたの新人時代を思い出してみましょう。あなたも初めての仕事の時は大いに緊張したものでしょう。あなたの後を歩く新人の気持ちを汲んで、丁寧に説明をし、理解しているかどうかを確認しましょう。その工程を無駄や自分の時はそうじゃなかったと言うのは、関係なく、新入社員の生産性が上がることで、仕事の振り幅が広がるという視点で、丁寧に説明しましょう。

やってみせる

言い換えるならば、実演するということです。仕事とはどういうものなのか、社会では具体的にどうふるまえばいいのかがわからない新入社員は、なにより「お手本」を必要としています。

いくら言葉で説明をしたとしても、具体的に何をすればいいのかを示せなければ、新入社員からすれば要領を得ません。また、実演できない先輩社員では、後輩も尊敬しないでしょう。

ただ指示をするというだけではなく、まずは先輩社員や上司がやってみせ、説明し、理解した上でやってもらうやり方が良いでしょう。

愛をもって接する

意外と「後輩をひとりの人間として扱えていない先輩社員」というのは存在します。今の結果で判断を下すのではなく、プロセスごとに軌道修正を行いましょう。経験の少ない彼は、うまくいかないこと自体で負の感情を抱えることも多々あります。「自分はこれくらいひとりで乗り越えてきた」というのは禁句です。後輩には愛をもって接しましょう。

褒める

人を褒めるというのは口で言うほど簡単なことではありません。それが新入社員であればなおさらです。
「それくらいは普通できる」「自分にとっては大したことじゃない」などと思わず、できることを増やしていきましょう。

承認が新入社員のモチベーションを上げます。モチベーションの向上が学習意欲と成功体験を積み上げていき、安心感を得て前向きになり、成長をします。

まとめ~人間関係は大切~

新入社員に限ったことではありませんが、社内で良好な人間関係を築くことはとても大切です。従業員の生産性は、上司・同僚・後輩との関係性の良し悪しで大きく変わります。従業員同士がポジティブな感情をもって仕事をしていれば、従業員エンゲージメントが高まり、離職率の低減、人材の成長につながります。

社内の人間関係を円滑にするツールも

働き方の多様化により、企業は新入社員に限らず、人材を確保・維持することが困難になってきています。従業員と企業との信頼が上がらないと離職や生産性の低下を招いてしまいます。コミュニケーションを活性化させ、従業員自身がここにいる意味をもち、安心して仕事ができる環境を作ることが必要不可欠です。

社内のコミュニケーションを活発化し社員のモチベーションを維持するツールが多数存在しています。大切な人材を手放さないためにも、必要なツールは積極的に取り入れていくことも大切です。

この記事を書いた人
名越 和徳

名越 和徳